外科
当院外科は総合外科として消化器疾患全般、乳腺疾患(おもに乳癌)、血管疾患などを診察させていただいており、その他良性呼吸器疾患(気胸など)なども診療可能です。「すぐ入院・すぐ手術・すぐ退院」をモットーとして、地域に貢献できるよう努力しています。
ほとんどの術前検査は外来で施行しています。侵襲的な検査はできるだけ差し控え、CT、MRI、超音波検査などで術前評価をするように配慮しています。手術の前日あるいは当日に入院していただき、クリにカルパスに準じて入院加療を行っております。例えば、鼡径ヘルニア手術であれば1泊2日、急性虫垂炎手術や腹腔鏡下胆嚢摘出術でも2泊3日ほどで退院可能です。乳癌手術や総胆管結石手術では1週間程度、胃癌手術や大腸癌手術では2週間程度で順調なら退院可能となっています。
消化器疾患
胆石や鼡径ヘルニアなどの良性疾患のほか、胃癌や結腸・直腸癌をはじめとする悪性疾患に対する外科治療を扱っています。また悪性腫瘍に対する化学療法も外来ベースで施行しており、肝転移巣に対する肝動注用ポート留意や肝癌に対する肝動脈塞栓術などにも対応可能です。
胆石症に対する腹腔鏡手術は神戸で最初に導入し、1,000例に及ぶ経験を有しておりますし、鼡径ヘルニアや痔核といったよくある外科疾患も新しい手術手技を取り入れながら治療を行っています。急性虫垂炎、胆嚢炎、腸閉塞といった腹部救急疾患に対しても常時対応可能です。
乳腺疾患
マンモグラフィーと乳腺超音波検査については随時検査可能です。乳癌の大きさや進行度により乳房保存手術から定型的乳房切除術まで症例に合わせて手術術式を選択しています。外来ベースで術後化学療法やホルモン療法も施行しています。
血管疾患
下肢閉塞性動脈硬化症、腹部大動脈瘤、下肢静脈瘤などの治療を行っています。とくに創傷治療センター開設により重症虚血肢を有する患者さんが集まってこられ、血管内治療(経皮的バルーン拡張術、ステント留置術)やバイパス手術が増加の傾向にあります。また血液透析に対する動静脈シャント作成術も数多くの経験を有しています。
【特殊外来】
【診察日時】
手術実績
手術実績 2009年 実績
| 食道癌 |
: 2例 |
| 胃癌 |
: 16例 |
| 結腸・直腸癌 |
: 26例 |
| 転移性肝癌 |
: 7例 |
| 胆嚢・胆道癌 |
: 6例 |
| 胆石手術 |
: 45例 |
| 鼡径ヘルニア手術 |
: 49例 |
| 肛門疾患手術 |
: 22例 |
| 虫垂炎手術 |
: 16例 |
| 腹部大動脈瘤手術 |
: 2例 |
| 末梢動脈血行再建術 |
: 88例 |
| 下肢静脈瘤手術 |
: 20例 |
| |
等 |
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担当医師
 澤田 勝寛 |
日本外科学会認定医
日本消化器科学会認定医
日本透析学会認定医
≪専門領域≫
腹腔鏡下胆のう摘出術、消化器、乳腺 |
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 辻 義彦 |
日本外科学会専門医・指導医
心臓血管外科専門医
循環器専門医
消化器外科専門医
≪専門領域≫
出身の神戸大学医学部第2外科(現呼吸循環器外科)が心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、消化器外科、内分泌外科、外科救急をはじめとしてほぼすべての外科疾患を取り扱っていた為、総合外科である(外科系疾患であればとりあえず何でも診れる)ことが一番の売りです。その中でも、国内勤務先や海外留学で数多く経験してきた消化器外科と血管外科が専門分野となります。
≪患者様へ≫
技術的にも、また精神的サポートの面でもご満足いただけるような総合的な外科治療を目指します。手術が治療の全てだとは全く思ってませんので、怖がらずにお気軽に御相談にいらして下さい。
≪地域医療機関の方へ≫
2005年10月に手術室の拡張工事が終了し、これに伴い手術枠にも余裕ができました。さらにクリニカルパスも成熟期を迎えて平均在院日数が短縮したこともあり、入院待ち期間は短縮されています。これからは患者様のためには病院間連携や病診連携が最も大切だと考えております。緊急症例についてもできるだけ受け入れてゆく所存ですので、外科治療の必要な患者さんがおられましたら是非お気軽にご紹介下さいますようお願い申し上げます。 |
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 冨田 一成 |
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 認定医・指導医
日本大腸肛門病学会 専門医・指導医
≪専門領域≫
内視鏡全般(特に大腸)
肛門(外)科
一般消化器外科
≪患者様・地域医療機関の方へ≫
実数の多い肛門病(痔核・痔瘻・裂肛)の治療
大腸癌で命を失くさないための診断・治療 |
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 保島 匡和 |
米日財団Leadership Program Fellow
日本外科学会専門医
日本消化器外科専門医
日本静脈経腸栄養学会・日本外科代謝栄養学会認定NST医師
≪専門領域≫
胃・腸・肝胆膵の集学的療法 |
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 北野 育郎 |
日本外科学会専門医・指導医
心臓血管外科専門医
≪専門領域≫
血管外科(血行再建手術、血管内治療、静脈瘤手術)慢性創傷治療
≪患者様へ≫
近年、動脈硬化症や糖尿病の患者さんが増加したことにより、足の病気が大きな問題となってきています。一言で足の病気といっても、その症状は潰瘍、壊死、骨髄炎、足趾の変形など様々であり、その原因も、動脈不全、静脈鬱滞、糖尿病性神経障害に起因するものなど多岐にわたります。これらの足の病気は難治性で、思うような治療成果が出ていないのが実情です。米国におきましては、糖尿病性足病変による下肢切断が年間約6万例にまで達し、深刻な社会問題となっています。日本でも食生活の欧米化により米国と同様、糖尿病性足病変の患者が増加傾向にあり、下肢難治性潰瘍の治療に難渋しているのが実情です。足病変に対するフットケアは、従来のような診療科毎の治療では十分な成果が挙がらず、診療科の枠をこえた医師、看護師をはじめとする多くの医療従事者のチーム医療が不可欠と考えられます。下肢の難治性潰瘍などでお困りのかたがございましたら当院外科(月、水、担当 北野)までご相談ください。
≪地域医療機関の方へ≫
当院では毎週土曜日に下肢の慢性創傷患者さんを対象に、創傷専門の外来を行っています。当院の創傷治療センターは血管外科医1名、形成外科医2名、専任看護師3名で構成されています。また同じ日に、義肢装具士による特殊装具外来も行っています。 慢性創傷をもった患者さんにはまず一般外科外来を受診していただき、そのうえで創傷治療センターでの治療が必要と判断された場合に、完全予約制でセンターでの治療を開始するようなシステムになっています。このうち、血管造影や手術が必要と判断された患者さんは入院となり、必要に応じて透析医、内科医、整形外科医の協力の下できるだけ短期間での治療を目標としています。 |
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