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脳卒中とは?
脳卒中とは、突然に脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳が障害を受ける病気のことです。血管が詰まる「脳梗塞」、破れる「脳出血」、「くも膜下出血」があります。
発症すると、さっきまで元気だった方が、急に手足が動かなくなったり言葉が話せなくなったりします。また、強い頭痛や嘔吐、めまいが出現したり意識を失うこともあります。

脳卒中の原因
脳梗塞
肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙習慣のある方などに多いです。
脳出血
高血圧や高齢者、喫煙習慣のある方に起きやすいです。
脳梗塞に関しても言えることですが、血圧が高いとやはり血管に負担がかかります。
若い頃は症状が無くても、それが毎日続くと細い血管は負荷に耐えきれず破れてしまいます。
何十年も血管に負荷をかけているという点が、高齢者に起きやすい理由です。
くも膜下出血
喫煙習慣や大量飲酒、高血圧に特に注意が必要です。これらは、動脈瘤の増大、破裂に関係します。
動脈瘤がある方には、血圧管理だけでなく、禁煙や節酒の重要性について、外来でしっかりと説明させていただきます。
新須磨病院における脳卒中治療の特色
新須磨病院 脳神経外科では、
- 病変をしっかり治す
- 患者さんに負担がかからないようにする
上記2点を両立するように心がけています。
内科的治療、カテーテルを用いた血管内治療、外科的な開頭手術をバランスよく使い分けて治療を行います。
丁寧に病気を治すことを信条としています。