医療法人社団 慈恵会 新須磨病院

外リンパろう

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診療科からのお知らせコラム

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    外リンパ瘻は耳の奥の内耳にある窓(正円窓と卵円窓)が普段は常に閉じているのに、何らかの原因で穴が開き、その穴から外リンパ液という液体が中耳に漏れてくる状態をいいます。元々内耳は平衡感覚やバランス感覚などを司っていますが、その液体が漏れ出ることによって、個体差はありますがめまいやフラツキ、難聴などを引き起こすことがあります。外リンパ瘻の症状としてはあまり知られていないことから、別の病気と診断されることもあります。当院では、外リンパ瘻はありふれた疾患であると認識し、めまいやフラツキの症状に対しては外リンパ瘻の有無を確認しながら診断するようにしています。
    最近では内耳3DMRIやCTによる画像診断、CTP検査(外リンパ特有の蛋白を検出する検査)を行うことで診断率の向上を図っています。他にも遠心力・慣性力による症状誘発や、ゆるやかな内圧の上昇による症状誘発(大潮・新月・満月との関連性)についても検討し診断しています。

    主な対象疾患

    外リンパ瘻(めまい、フラツキ、突発性難聴)

    • 耳鼻咽喉科部長  牧野 邦彦

      専門分野
      • 外リンパ瘻
      • めまい
      • 突発性難聴
      資格
      • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 耳鼻咽喉科専門医・専門研修指導医

    午後(14:00 ~)

    受付時間完全予約制
    牧野
    牧野
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