文字サイズ

  • 標準

お電話でのお問合せ 078-735-0001

メニュー

マイクロ波子宮内膜アブレーションMEA:Micro Wave Endometrial Ablation

マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)について

骨粗鬆症外来のススメ

 生理の量が多いと思ったら、マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA:Micro Wave Endometrial Ablation)という治療法があります。

女性の子宮内腔は子宮内膜という組織で覆われています。女性ホルモンの働きで、この子宮内膜が剥がれ落ちて出血するのが月経ですが、なんらかの理由で月経量が多くなることがあります。MEAでは経腟的に直径4mmの金属管を子宮内腔に挿入しマイクロ波で子宮内膜を加熱し壊死させることにより出血量を減少させます。これにより、おなかに傷をつけることなく月経量を減らすことができます。

詳しくは当院婦人科外来までお問い合わせください

 

よくあるご質問

Q1. 入院は必要ですか?
A1. 当科では1泊2日の入院で行っています。
 
Q2. 痛みはありますか?
A2. 手術は腰椎麻酔または全身麻酔で行います。術後に下腹部痛を感じることがありますが、鎮痛剤で治まることがほとんどです。
 
Q3. どのような合併症がありますか?
A3. 感染や周辺臓器の損傷など手術に伴う一般的な合併症が発生することがあります。また術後は血液の混じったおりものがしばらく続きます。
 
Q4. どのくらいで日常生活が送れるようになりますか?
A4. 術後1週間前後を目安としています。
 
Q5. 保険はききますか?
A5. 保険診療となります。
 
Q6. 血液をサラサラにする薬を飲んでいて、出血が多くてこまっています。MEAはできますか?
A6. 手術に伴う出血はごく少量ですので、可能です。術後は貧血が改善することが期待できます。
 
Q7. 生理の量が多く、検診でひどい貧血を指摘されています。MEAはできますか?
A7. 手術に伴う出血はごく少量ですので、可能です。術後は貧血が改善することが期待できます。
 
Q8. 大きい子宮筋腫があって、出血が多くて困っています。MEAはできますか?
A8. 当科では正常サイズの子宮を対象に行っておりますので、他の治療法をお勧めすることがあります。
 
Q9. 生理の量が多く貧血で困っているのですが、将来妊娠を希望しています。MEAはできますか?
A9. MEAでは受精卵が着床するのに必要な子宮内膜を壊死させるため、術後の妊娠は難しくなります。他の治療法をお勧めします。