子宮筋腫に対する治療法のいろいろ


 
   
 
 長所短所
腹式子宮全摘出術根治的手術である。
子宮、卵巣等の周囲にある程度の癒着があっても手術可能である。
好孕性を残すことができない。
おなかに傷が残る。
膣子宮全摘出術根治的手術である。
おなかに傷が残らない。
好孕性を残すことができない。
術中に卵巣等に病気が見つかった場合の処置が難しいことがある。
子宮筋腫核出術子宮を残すので将来の妊娠が可能である。子宮筋腫の再発の危険性がある。
手術中の出血が多くなる事がある。
術後、子宮と腸管などに癒着ができることが多い。
おなかに傷が残る。
腹腔鏡下子宮筋腫
核出術
開腹手術に比べて低侵襲である。
おなかに傷は残るが、小さな傷になる。
開腹手術に比べて術後の腹腔内癒着が起こりにくい。
子宮筋腫の再発の危険性がある。
巨大筋腫、多発筋腫などには適さない。
筋腫が子宮筋層に深く存在する場合では手術手技が難しい。(適応が限られる)
子宮鏡下子宮筋腫
核出術
有茎性の粘膜下筋腫には非常に有効。子宮筋腫の再発の危険性がある。
粘膜下筋腫以外には適応がない。
子宮動脈塞栓術
(UAE)
手術治療に比較して入院期間が短く、低侵襲である。
自覚症状の改善と筋腫核の縮小がえられる。
90%前後の患者に有効である。
子宮筋腫の再発の危険性がある。
放射線の透視下に行うので、少量だが被爆する。
稀に術後の感染、出血、卵巣機能不全がおこる可能性がある。
健康保険の適応がない。
集束超音波装置
(FUS)
日帰りでの治療が可能である。
ほとんど無侵襲である。
(傷が残らない)
自覚症状の改善と筋腫核の縮小がえられる。
70〜80%前後の患者に有効である。
適応症例が限られる。
子宮筋腫の再発の危険性がある。
他の治療に比較すると歴史が浅い。
健康保険の適応がない。
GnRHa保存的に子宮筋腫核を縮小できる。
術前処置としては有効性が高い。
効果が一時的で、薬物を中止すると筋腫核の最増大と、自覚症状の再燃がある。
更年期障害等の症状がでることがある。
GnRHaは骨塩量の減少に影響する。
鎮痛剤など症状の軽減を図れる。根本的な治療いならない。
漢方薬症状の軽減を図れる。個人によって効果が不確か。
筋腫核の縮小はほとんど期待できない。
 
 

 
 
 
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